寄宿舎ではこんな力がつくことを目指します!
寄宿舎の生活は、基盤となる「食事・睡眠・排泄」という生活リズムを整え、健康な生活を送ることができるように配慮しています。また入浴・洗濯・整理整頓など、基本的な生活習慣も、自然な生活の流れの中で日々の積み重ねによって、身につけていきます。
遊びや行事・グループ活動・舎生会活動は子どもたちの意見を反映しながら取り組んでいます。友だちと一緒に様々な経験をしながら過ごすことは、見通しや意欲を持って生活することにつながります。また生活の中で自分の意思を伝える、人の意見を受け入れる、人の立場になって考える、集団の中で自分に合った役割を責任持って果たすということを学んでいきます。
寄宿舎では、子どもたちがお互いに協力し、励まし合い、時には指摘し合ったりしながら生活しています。まわりの人に自分を認めてもらえると言うことは、自信を持つことや相手を信頼することにつながり、はじめは緊張気味だった子どもも、安心して自分らしさを出していけるようになります。そして、共に生活を送ることを通して子どもたちの間に仲間意識が芽生えたり、友達としてお互いに影響し合い、人と関わり合って生きていくための大切なことを学んでいきます。 入舎してしばらくは、不安そうな表情を見せている子どもも、やがて寄宿舎の生活に慣れ、身のまわりのことに自分から取り組むことができるようになります。そして、子どもの生活面、精神面での成長を、また、寄宿舎で生活している様子を指導員との話し合いを通して知ることによって、子どもを見つめ直すことにつながっていきます。
|